ヒッチハイク二日目(希望の光)福岡(めかりPA)→大阪(大阪城)
いやぁ。良い宿を提供してくださっためかりPAさん。感謝します
ここが昨日の宿です。冷房がとても効いているのでしょうか。
体感温度で10度は下回っていたように感じました。
冷房とめて…と寝言を言いながら眠りにつき、起きたらなんと一時間しか経っていないというハプニング。
人間の弱さを痛感。
四時就寝 五時起床でそのあとは呪いの人形を打ちつける木を探していたら十時になってました。
十時から我を取り戻しようやくヒッチハイクスタート。
15分程ヘッドバンキングをしていると
福岡のお姉さま方が止まってくださり
広島の県境まで連れて行ってもらえました。
お姉さま方は異常な優しさで
私に
かわらそばをご馳走してくれて、その上
お菓子まで買ってくれました。
惚れてまうやろ…
恩返しのため一肌、いや一包皮脱いで差し上げようかとも思ったが温泉にむかうとのことでお別れ。
別れ際に、他の車の人に、この子乗っけて行ってあげて!と、交渉までしてくれる素晴らしい方々だった。
お別れの余韻に浸っていると
ここでなんとヒッチハイク仲間を発見
同い年の北海道大学の子。
日本をヒッチハイクで縦断し、北海道へ帰るらしい。ラインを交換し、さっそく
目いかちぃ細い野郎。
ペンと紙と暖かくなる不思議な布くれてありがとう丸。
にそれぞれの名前を変更。
これで忘れない。
固まってヒッチハイクをすると、目細軍団の団員だと間違えられる危険性があるため、その場をすぐに離れ、紙を掲げること5分。四国兄貴が乗せてくれた
四国兄貴はその名の通り、四国に向かうおじさん。
四国近くのここに下ろしてもらう。
順調過ぎる程順調。
おろして貰ってから一服する間もなく、いかちめの、あんちゃん達に拾われる。
神戸までいくぜ?
とのこと。ありがたく乗せてもらう。
マックのポテトを頂いた。
これほどうまいものがあろうか。
お返しにフィリピンタバコを差し上げ、
最近始めたInstagramを交換。
シンガポール修学旅行恐怖の深夜抜け出し風俗の話にエグい食いつきをみせたあんちゃんたちは大阪につけたかい?とコメントをくれるほどの仲に。
そこからは精神の磨耗と充電の無さから写真をとることはかなわなかったが、優しいおじさんに大阪駅付近最後のSAにつれてきてもらう。
ここでまさかの目細軍団と遭遇。
運命の赤い糸なのかヒッチハイクの白い紙なのかに導かれた、出会いに両者感激。
事故渋滞を避け飯を食っていた二人だったが、
僕が着いたとたんに交通規制解除
自分の持つ強大な何かの片鱗であろう(この複線を回収するような奇跡よ。おこれ)
その後軍団はトラックに、乗せてもらい早々に離脱。
ぼくは人が居なくなってきたPAで精神の崩壊。
脳みそをおしりかじり虫に乗っ取られる
そして野宿を悟った22時
直後、錯乱状態で手当たり次第に声をかけていたらヤクザのような見た目の優しい老夫婦と出逢う。
「どこでもいいんです。僕を高速からおろしてください」
必死の形相での訴えに快く乗っていただいた
優しい老夫婦に導かれ大阪城に、降り立つ。
ドゥン
え?遠い?写り悪い?
この、位置から30分かけて歩き回ったんだ。許してくれや。
やっと大阪にこれた。これだけで安心する。
総移動距離617km
昨日移動したの50kmくらいだから550kmは本日の移動。
やっとアスファルトじゃないところで寝れる。
安心感で、大阪城の麓で眠りそうになる23時
本日これまで。
本日のヒッチハイク必死俳句
秋がない
寒いが旅では
飽きがない