旅の備忘録

いつか自伝を書く時の為にメモ書き Twitter@tetsuzonshi

岐阜ツーリング&キャンプ(後編

さて、二日目の朝目覚めてみると、

昨日まで「疲れてるだけ」「酒で火照ってるだけ」と思っていた体調の悪さがかなりぶり返していた。

そりゃ病み上がり(上がりきってない)のに深夜三時から何時間もバイク乗ってたら体調も悪くなりますわ。

皆、寒くて寝袋で芋虫状態になってる中

念の為持ってきておいたバファリンを近くに置いてあったぬるいビールで流し込み、

もう一度寝た。

 

二度寝からさめると皆が焚き火をして、朝ご飯にしようとおもっていた私のカップめんを食べようとしていたので奪い返す。

箸は昨日調子に乗って燃やしてしまったらしく、落ちてる木の枝を箸の代わりにし、美味しくカップめんを頂く


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川の水を焚き火で温めカップめんを作り木の棒で食べるという、

自然と人工物の丁度中間の食べ物は、意外にもおいしかった。

その後は近くにあった神社の絵馬にケチを付けに行ったり川に友人を落とそうとしたり、西野カナが次に作りそうな曲の歌詞を考えたりしながら時間をつぶし、ちかくの安い温泉が空くのを待つ。


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現地解散をし、各々適当に帰り始めたので私は温泉に向かった

 

温泉は地元のおじいちゃんが良く来るそうで

「近いからよく車で来るんだよ」なんて言うからどのくらいの距離なんですか?と聞いたら10数キロ離れた家から来ているらしく、田舎の“近い”という感覚と私の近いという感覚とのギャップに驚いた。

 

そうそうに温泉から上がり、高速に乗る(風邪を引いてる時くらいはマイルールを曲げさせてくれ)

途中のパーキングエリアで別行動していた友人と鉢合わせたり、

休暇中であろう芸能人に出会ったり渋滞に巻き込まれたりバイクにチンチンを押し付けると気持ちいい事を発見したりしながら無事に東京に帰って来ることに成功。

 

うちの高校では「風邪を引いたら家系ラーメンを食べれば良い。食べ終わった瞬間に全ての不調が治る」という言い伝えがあり、

実際高校生だった頃の私もよくこの方法で風邪を治していたので、

死にそうな顔をしながらよく行くラーメン屋に顔を出し、

ッセッッイイッッの掛け声とともに入店。


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写真をとる撮る余裕も無いほどに体調の悪かった私は薬(※ラーメンの事)が目の前に来た瞬間に食べ始めて居たのでこれは友人の物である。

白米が無料なのでたくさん白米を胃に詰め込み、薬局(※ラーメン店の事。この場合は武道家という家系ラーメン店を指す)を出発し、帰る事に

 

今までだったら店を出た瞬間には風邪は完治、さらには元気が有り余りそのまま空を飛んで帰宅していた私だったが今回は何故か薬が効かず、またバイクを置いて空を飛んで帰る訳にも行かず。喉、頭だけでなくお腹まで痛くなってきたのでそこで解散して帰宅。

インフルエンザさえも一瞬で治し、癌、果てには育毛効果、歯列矯正まで出来ると思っていた家系ラーメンでさえ治らないこの風邪は一体何者なんだろうか。

死に至るやつでは無いことを祈りつつ、

バイトの休憩時間が終わってしまいそうなのでここまでとさせていただく。

(風邪が悪化しているのにこの後三日連続でバイトをしなければならないのは数週間前の私のスケジュール管理能力の無さ故である)

 

本日これまで

 

 

今回のバイク俳句

 

ラーメンじゃ

  風邪は治せぬ

     oh アーメン