四国一周旅行 ~餓死 or die~ 二日目高知編
~ルール確認~
ルール①車中泊のみ。ホテルの使用は、これを固く禁止する
ルール②名産品もしくはその土地で穫れたもの以外の食物は、これを食べてはならない。
もしどうしてもお腹が空いた場合、ある食べ物で乗り切ってもらう
ルール③車の運転は150km毎にじゃんけんをし、下位二名が運転手と助手席を担当する。
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雑な知識を元にとりあえず桂浜へ。
坂本龍馬さん型の銅。
生憎の雨のせいで日本の夜明け、撮影失敗
お土産屋を物色していると
WASHI WA RYOMA JAKIの灰皿発見
誰が買うんだかよくわからない置物とか多いな。
物産展的なところの試食を
「これは名産品なのでOK」とボソボソ言いながら片端からつまみ食いしつつ桂浜を後にした。
そして昼食としてカツオのタタキを食べに。
藁でカツオをダイナミック火葬する料理。それがタタキ。これだけ美味く食べられているのなら、カツオも天国でピチピチ言いながら喜んでいるだろう
うまし!
そしてじゃんけんに勝利し、本日の運転はもう無い事を確信した私は酒を煽った
ゆずサワー。
国内のゆずのうち五割は高知のゆずらしい。
少し酒がまわり過ぎてしまった。
…少しスベってしまったな…
高知ではやりたいことをやり尽くしてしまったので夜のうちに愛媛に向かうことに。
そして向かいながら気がつく。
己の学習能力の無さッ!そして脅威の空腹ッッ!!
そう。私達はまたしても晩飯の事を考えていなかった。
本当に大学院やら社会やらでこの人間達は通用するのだろうか。
仕方なしに、愛媛県今治市あたりにある、冨田新港のあたりで釣りをすることに
夜釣りよ今夜もありがとう
釣れない。あまりにも釣れない。
釣り部の部長がやっとの思いで釣った小さめのカサゴが2匹だけ。
全員に少し嫌な予感が走る。
餓死が近くに見えてきている。
もしくはこいつを食って死ぬか…
釣り部部長「明日から完全歩合制フォーメーションを組もう」
と、のたまう
釣れざるもの食うべからずシステム。自分だけ釣れてるからとムチャな事を言っている。
ちなみに私はそういうの好きなので大賛成だが、他の三人が嫌そうな顔を浮かべている
反対派の人達は睾丸爆裂握りを食らわせられ、なくなく賛成させられていた。
パワーさえあれば多数決を押し切る事が出来るのが学生の良いところ。
アジなどの魚を釣りやすい日の出前後に起きるため、即刻、温泉に入り、そしてすぐ寝る。
だが三時間程度の睡眠で起きれるはずもなく…
to be continue