旅の備忘録

いつか自伝を書く時の為にメモ書き Twitter@tetsuzonshi

死闘!岐阜原付旅 5日目

バイクが壊れた。 結論から言えばバイクが壊れた。ただそれだけの事だ。

今日も230kmくらいか?

その位走れば帰れるはずだった

 

真っ暗な中、峠を走るにはあまりにも心許ない原付のライトで、不安に包まれながら走っていた。

途中でガソリンがなくなりかけたり、と小さいトラブルはあったが、なんとか幸せに過ごしていた。

 

山の頂上からみた夜景は綺麗だったし、

コンビニが11時に閉まっているのも楽しかった。

そういう小さい幸せや小さい不幸を噛み締めながら生きていきたい。

平穏な生活を送っていきたい

 

だが、問題は起こった

起こるべくして、起こった。

 

やはり原付の1日の限界は200kmが良いところらしかった。

夜中の山を登ったり下ったりする事160km。

偶然見かけたすき家に吸い込まれるように入った後、事件は起こった。

 

すき家から出て、鼻歌ルンルンで残り60kmを走りきろうと思った矢先、バイクにフリーメイソンの魔の手が。

 

エンジンは回っているがタイヤがうんともすんとも動かない。

出発前に一応見てみたが異常が無かったので替えなかったVベルトが破断していそうな壊れ方だ。

分からないひとに簡単に説明すると自転車におけるチェーンの部分がちぎれたと思って貰えれば分かりやすい。

勿論工具は原付に積んではいたが、ベルトを積んでおくほどの余裕は無かった。

うんともすんとも動かないバイク。

深夜一時半。途方に暮れる。

 

駅は1km先、ネカフェは10km先、バイク屋は4km先だ。

そしてバイク屋に行ったとしても

バイク屋はあまり古い部品がおいていないので、基本的にはその日中に直ることはない。

一旦電車で家に帰るとしても、また取りに来なければならないのだ。

なんだこれ。

 

とりあえずすいません。すいません。と

すべての方角に謝罪をしてから空き地にテントを立てる
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人間は無力だ。深夜に独りでできる事なんてなにもない。僕は死ぬしか無いのだろうか…

 

いや、まてよ…おれは自慰ができる。

 

俺は!!!自慰が出来る!!!!

 

持っていたコンビニの袋に発射してとりあえず落ち着いた。

 

Thanks to my penis

 

とりあえず寝た。

 

 

 

朝。

死んで、地獄に来てしまったのかと思うほどの暑さで目が覚める。

汗が滝のように、でている。

脱水症状に、なってしまっては行けないので遠くにかすかに見える看板を頼りにコンビニへ水を買いに行った。

 


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だが買ってしまったのはこいつだ。

なんという事だろう。

 

脳が全てを拒否し、なにもかも忘れてしまえと囁いている。

 

4.2km先のバイク屋に連絡をし、なんとなく修理してもらえそうな事は掴めた。

 

だが水曜日以降にまた取りに来なければならないようだった。

 

最近、4km歩いた方、居るだろうか。

ただ歩くだけでもこの炎天下、絶対に御免なのに原付を押して居るのである。

 

滝のように汗が出ているし、目が染みて染みて仕方ない。

「泣いているの?」「これは汗だよ。」

みたいな強がりはよくあるが本当に汗なんだ。

涙は昨日枯れてしまったのだ。

田舎で独り故障したバイクを途方に暮れながら押すだけダイエットというのが流行らないものかなぁ

 


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田舎には日陰がないのだ。

人を殺すために作られたような作りの道路。

 

自動車部時代の友人が迎えに来てくれる事になったので今日はバイク屋に持ち込んでそれで仕事終了だ。

 


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今回のブログに関してはリアルタイム方式を採用している。

つまりテントを張ったときにテントの話題を書いた。

今、やっととりあえず工場にバイクをぶちこめた。

 

もやもやとした形で終わってしまって大変申し訳ないが、今回の死闘!岐阜原付旅はここで一旦終了させていただく。

 

今日の運勢

 

さそり座の女と俺が野宿してる間にイチャイチャしてたカップルは25位。

ラッキーアイテムは数学教師の陰毛。

それを、煮詰めて煮詰めて、とろみがついたら鍋ごと廃棄。そんな昼下がり。

凶。 三マス進む。

 

一位は俺。何故なら頑張ったから。偉い!!!

ラッキーアイテムはたくさんの閲覧数と彼女からのアツい抱擁。

というわけで各位、拡散求ム。

 

ばいちゃ