旅の備忘録

いつか自伝を書く時の為にメモ書き Twitter@tetsuzonshi

いかだ下り(前編)

いかだ下り。

 

というのを皆様はやったことがあるだろうか。

いかだ下りは人生の縮図である

 

と誰かが言っていたらしいと友人に聞いた事がある

 

まさにその通りだった。

 

竹を切った所から順を追って説明しよう。

 

とはいえ、竹を切ることもいかだを作る事も、人生の縮図とは一切関係ない。という事だけは言っておこう

いや、バカのやること。

僕も疲れたんだ。なんだか、とても眠いんだ。 とも言っておこう

 


f:id:tetsugakuzonshi:20180819193129j:image

 

まず竹を伐採。

実際いかだには333本の竹を使った。

 

いい?もう分かるよね?。

これはもう悪魔の数字666の半分に違いないよね?

 

悪魔の下半身だけがズンズン迫ってくるのが目に見えるね


f:id:tetsugakuzonshi:20180819201155j:image

 

楽しそうに竹を切りそろえる私。

実際楽しかった

 


f:id:tetsugakuzonshi:20180819193341j:image

竹サーフィンの図

 

この頃はまだ元気がたくさんあった。

Twitterにこれの動画をあげたら意外と反応があり、竹伐採に精が出た

 

哲zone on Twitter: "理由は言えませんが、竹サーフィンをしています… "

 

今の僕が目の前でこれをやられたら、間違いなく手が出る。

 


f:id:tetsugakuzonshi:20180819193836j:image

そして運ぶ。

法律の事はよくわからないが、私道なので多分okだろう

というか車に乗せただけで、車のエンジンをかけずに手で押して3km運んだのでセーフだろう(ということにして犯罪者にならないようにしとこう)

 


f:id:tetsugakuzonshi:20180819194032j:image

そして竹を組み始める

成人男性五人掛かりといえども、これは重労働だ


f:id:tetsugakuzonshi:20180819194049j:image

翌日の朝九時にようやく完成。

三層構造になっている。

 

いかだについては全く詳しくない私たちだが、理工学部(学科はバラバラ)の同期の五人組。流石に数多の力学を学んできた猛者なだけあって五人乗るに耐えうるいかだを組むことが出来た。

 

特に私は流体力学を三回ほど履修させていただいたレヴェルの流体力学マスターであり、このくらいの浮力計算なら朝飯前なのだ。


f:id:tetsugakuzonshi:20180819194512j:image

 

そしてこのなんとも綺麗な結び方をみてほしい。

いかだに適した縛り方なのかは全く知らないが、彼女を亀甲縛りにし、首輪をつけて散歩する性癖がある私にとって、縛るという行為は息をするようなものなのだ。

 


f:id:tetsugakuzonshi:20180819194705j:image

 

場所は荒川。

名前の通り、世界で一番荒れている川だ。

 

世界で一番長いのはナイル川

世界で一番流域面積が大きいのはアマゾン川

世界で一番荒れているのが荒川

 

そういう風に地理の教員に習ったのが記憶に新しい。

 

そしてその荒川が私たちに牙をむく…(続く)

 

 

人生の縮図云々の話は後編でさせていただくこととする。

なにしろ眠い。そして眠いのにいかだ下りをしたその日の深夜から原付旅の予定がはいっている。

今寝なければ明日の三時頃に初日宿泊予定の長野県に到達するまで寝られないのである。

 

お休みなさい