死闘!岐阜原付旅 3日目
本日はようやくちゃんとした宿に泊まれる。
目的地である下呂温泉にようやく到着するのだ。
移動距離は150km。
調べた所によると、原付のエンジン自体の限界は一日200km程度とのことだった。
この日は限界を超えていない。この日は…
…職人の朝は早い。もう家を出てから一週間近くたっているが(イカダ下りの時から住み込んで居たので)、着替えは三枚しか、持ってきていない。
つまり洗濯をしなくてはならない。
川はすべてを包み込んでくれる。
実際移動中にも暑くなってきて川が近くにあればみんな水浴びをしていた
朝ご飯はそーめん。
やたらブログにそうめんスタイルと、書いていたのでたべたくなってしまった。
うまい。そうめんは夏に合う。それにしても麺類しか食べてない。白米が恋しい過ぎる…
まさか海外旅行してたときと似たような思いをするとは思わなかった。
そして出発。
途中で他の名水を発見したり
特殊なタイプの専用駐車場を発見したりと面白かった
いや、どんだけシニアカーが普及してるんだ…
というかものすごい山道で近くに民家がそんなにあるようには見えなかったが、シニアカーは山道を長距離走れる乗り物だったのか…
原付ですら、急勾配過ぎて時速20kmしか出なくなっているというのに…
もし私に絵を買く能力があれば
峠をシニアカーで攻めるおじいちゃんの物語 “頭文字爺” を絶対に書く。
アニメ化した際は各位絶対見てくれよな
昼飯は飛騨牛丼。美味い。
白米うめぇ。白米の上に付属してきた肉もなんかうめぇ。
豆腐もなんか少し変わったものだった気がする。とにかく麺類じゃなくて200円を超える物は全部美味い。
そしてあっさりと下呂温泉到着。
予定を上回る早さでついてしまい、チェックインまで時間を持て余してしまったので。ぶらぶらとご飯を探しにいく。
鶏ちゃんというのが有名らしい。これが結構美味い。
大分前にCoCo壱番屋で鶏ちゃんカレーというのが期間限定であり、名前に見覚えがあったため見つけた瞬間に奇声を上げながら注文してしまった。下呂のあたりの名物だったらしい。
田舎というのの素敵な所は、奇声をあげていても誰もTwitter等に投稿しないところだ。
おかげで晒し者にならずにすんだ。
友人の食べていた川魚も美味しそうだった。
今回共に旅行している四まで4人のうち私を含めて3人は釣りや魚が大好きなのだ。
肉か魚どちらかしか食えないのなら間違いなく魚を選ぶ。
もし、肉とスーパーカップとポテチvs魚
だとしても。うーん……ギリギリ魚である。
そのくらい魚は偉大だ。
そしてようやく宿に入ることに成功
良い。温泉も広くはないものの、お湯はめちゃくちゃよくて、二日後の今でもなんか肌がいい感じな気がする。
こんだけ気持ち良いのなら、おそらく水素水がたくさん含まれているのだろう。そして完全無農薬の温泉に違いない。EM菌もさぞかし…
それはさておき部屋のトイレがすごかった
究極魔改造和式便所
(アルティメットカスタムトイレット)
だった
和式だったのに無理やり洋式に変えられてしまったその姿に涙した。敗戦国としてのカルマを確かにそこに見た。
今までの鬱憤をはらすかの如くみんな酒を飲み、そして寝た。
小さめの花火が上がっていたのだが、野郎四人組では花火で盛り上がるはずもなく、結局各々の彼女自慢、何歳の女性芸能人まで付き合えるかなど、どうでも良い話をしていた。
最高齢は56歳だった気がする。
誰だったかは覚えていない。
そして次の日、裏切りが発生する事となる…
次回、一人ぼっちの原付旅。
デュエルスタンバイ!